「オレの自転車がない!?」 「アレじゃね?」と指した方向。 なんと体育館の屋根の上に自転車が。

3: おさかなくわえた名無しさん 2017/11/30(木) 23:25:46.78 ID:vtkQvpXK
高校三年生の夏、同級のAが唖然とした顔で自転車置き場に突っ立ってた。
「オレの自転車がない!?」
俺は「さ~知らないな?」と通り過ぎそうになったが、続いて歩いてきたBが「アレじゃね?」と指した方向。
なんと体育館の屋根の上に自転車が。
Bの指す方向を見て、さらにそのあとから来たCが爆笑。いやいや笑ってる場合じゃないのよん。

俺とABCはどうやって自転車を下ろそうかと相談し、まずBが生徒立ち入り禁止場所に張られているバリケードの虎ロープをほどいて持ってきた。
柔道部でデブのAと俺がスクラム組む形で並びしゃがむ。長身だが痩せてるBが俺らの肩の上に乗ってしゃがむ。
チビで身軽なCが虎ロープを肩にかけ、Bの肩の上に乗って立つ。
「立つぞ!」とBがゆっくりと俺らデブスクラムの肩の上で立ち上がる。

B「届いたか?」C「まだまだ、あと1メートルくらい」

今度は俺らデブスクラムが「せーのっ」と立ち上がり始める。最上段のCが「OK届いた!」と叫んだ。
Cは屋根の上に手をかけて登ったのだろう、急に肩が軽くなった。Bが俺らの肩から飛び降りて、三人で上を見た。
Cは自転車にロープをかけてゆっくりと下し始める。自転車よりもまずお前が落ちるなよ!ってみんなで声をかけた。
こうして自転車は無事にAの元へと帰ったが、今度はCが降りられない。
Bの提案でCはロープを体に巻き付け、梁のようなところにロープをかけた。
俺とABの三人でゆっくりとロープを緩めながら、滑車の要領でCを少しずつ下した。
「ロープが食い込む! 痛ぇ痛ぇ!!」と騒ぐC。
すでに数人の教師や大勢のやじ馬が集まっていたが、みんな爆笑。
こうしてCも無事に地面に降り立ったところで一人の教師「倉庫に梯子あったのに」
先に言えよ役立たずが!! 俺らの連携を最後まで見物したかったらしかった。
Aは神妙な顔で俺ら三人に何度も礼を言った。

卒業式の時、俺ら四人は表彰を受ける。代表はC。
ただしこの事件とは無関係で、全員三年間無遅刻無欠席無早退だったからだ。
自転車を体育館の屋根にあげたのは同級の三人組で、倉庫の梯子を使ったのだそうだ。
しっかり野次馬の中にいて、事件解決後に白状しやがった。まあ、お前らが犯人だったことくらいみんな知ってたけどね。

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引用元: https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/kankon/1511703667/


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